とうとう、春到来ですね。眼がかゆくてしかたない(T_T)
なんだか仕事に追われて、RL78やらRX621やらPSoC3やら、
もうワケワカメな状態が2週間ほどつづいています(笑
このうえ、この週末には、がじぇっと るねさすの大阪ミーティングがあり、
4月にはいると、mbed祭り@大阪があり、とイベントずくめ。
どうやって時間つくるん?と自問自答。。。(笑
ま、なにかとたのしんでるんでいいけどね。
それぞれ特徴があるし。
にしても GR-SAKURA も GR-KURUMI もなかなかサンプル作る時間が
ないので、本格的に出すのはET-Westになっちゃうかもね。ま、それもいいか。
閑話休題。
先日(2013/3/7 & 3/11)に、なら工業技術センターで行われた
IT・RTセミナー
『クラウドを使った遠隔監視システム工作』
に参加してきました。
内容的には
cosm(Pachube)をつかったデータのクラウド化
を
.net Micro Framework(以下NETMF)をつかって実現してみよう!
という体験講座だったわけです。
cosmは、むかしPachubeと言われてたサイトで、ちょうど東日本の震災のときに
放射能データの共有などの話題で、少し有名になったかな~ってサイトです。
私の場合、NXP mbedをやり始めたときに、ネットワーク系のサンプルが
上がっていたので試したくらいの知識でした。
当時は、公開データしかできなくて、結構???なサイトでしたが
いまはかなり高度になって、使いやすい感じでしたヨ。
ま、こっちはおいといて。
NETMFについては、株式会社デバイスドライバーズの日高さんがこられて
概略をちょいちょいとお話になってられました(笑
ボードはGHI エレクトロニクスのGadgeteer FEZ-Spiderを。
スパイダーと Panda II
まぁ、よくできてはいるよね。
スパイダーというだけあって、いろんなのをコネクタくにくにとつけていくと
もう蜘蛛の足状態だし。
自分の環境でいろいろ足し込んでいくなら FEZ Panda IIのほうが
Arduino互換の足なので拡張しやすいかもなぁ。
まぁユニバーサルがそのままではつかえないのが痛いけど、
Spiderでケーブルだらけになるよりましかもしれず。
で、肝心のNETMFなんですが、ちょっと微妙かなぁ。
たしかに、VisualStudio2010と統合されて、C#でつくってデバッグできる
ってのはいいかなぁ、とおもいます。
言語仕様もはっきりしているし、なにより、PCのプログラマには
デファクトスタンダードな環境だし。
ただ、マイコン屋からみると、きわめて中途半端な仕様に映る。
イニシャルはいいとして、メインループで処理待ちをする、という
仕様になっているようで、むかしながらのタスク待ち関数をつくる
ようなイメージで、割り込みとかそういう部分が、かなり中途半端。
メッセージループはメインを出ないと、送信されないようなので、
処理にガッツリ時間をかけると、メッセージがかえらなかったりする。
まぁ、そのあたりに気をつけて書けばすむんだけど、そういう部分の
仕様がどこにドキュメントがあるのか、さっぱり検討がつかないのが
イタイ。
2日目の講習では、EthernetアダプタのMACが全機種おなじという
想像もつかない状態であることが発覚し(笑)たものの、
MACの設定方法がどこにあるか、とか、
そういう
当たり前のドキュメントさえ、どこにあるか判然としないのはいかがなモノか。
ま、会場に来ていた数名の猛者が分業しながら解決したものの
自分一人だったら、あきらめてる(苦笑
というか、これをもって、お客さんのところでデバッグなんてようしません、私。
で、幸か不幸か、オープンソースになったようで、ますますドキュメント整備が
おくれてくるんやろうなぁ、と。
せめて、日本語でサポートされるコミュニティが富士通エレくらいが立ち上げてくれると
ちょっとやってみようかなぁ、となるのに。