2011年11月28日月曜日

SmartAnalog

ET2011から早1週間。
あのときも寒かったけど、ここ数日でぐぐっ!っと寒くなったですな。

さすがの私も足下にストーブを、カラダにはヒートなんちゃらっていう
下着を着込みました。もすこしすると、これにインナーが一枚づつ増えていきます(笑)
 さて、やっと このブログのほうもなれてきて、なんとかなるかな~なんておもってるんですが
結構ページビューがあったりします。
だれが見に来てるんだろう???ま、いいけどね。

なら高専系で行われている、組み込みAndroidの講習会も2回目を終えて
とりあえず、AtmarkテクノのArmadillo440へのポーティングも終了しました。
というか、肝心のNDKでゴリゴリとプログラミングするというところまでは
いけなくて、ほんとに用意されたポーティング手順を満喫する、という(汗)
なんだかな~的な終わり方でしたが、まあ、楽しめたほうでしょうか。
すくなくともSDKで確認した内容をNDKで処理できるように再ポーティング
したとして、開発効率はあんまりよくないなぁ、という実感しか残りませんでした。
実際、gdbデバッグするにも面倒なようで、そこそこカットアンドトライとLogCatで
推測していくような、昔のprintfデバッグを地でいくような泥臭さというか。
まぁ、まだまだこんなカンジなんですよね~的な(笑)
もうすこしこなれるまで、SDKでUI+αでおこなって、組み込み的な部分は
LANかBluetooth経由でマイコンに依存させたほうが楽なようです。
まぁ、次回はSDKのほうにもどるらしいので、そっちのほうが楽しめるのか?
という淡い期待はもっておきましょうか。

さてさて、ET2011ではマイコンボードを4枚もらってきました。


まず、初めて知ったnuvotonの
CortexM0のマイコンボード2種。
ARMブースでみつけて、台湾ブースまで
つれていかれて(笑)
チップ単体で200円しないみたいだから
H8の置き換えにはぴったりな感じ。
5V動作もOKの珍しい商品なカンジ。
フリー版コンパイラも付属なので
そのまま使えそう。
あとは入手性ですね。

あと、いつものSTマイクロ、菅井さんから
STM8LとSTM32を。(下二つ)
STM32F4も展示されてて、
「そっちがいい!!」
ってしばらくがんばったんだけどもらえへんかったorz





NXPのブースではmbedロボットカーラリー
を開催していて、なぜか5位入賞(笑)
ご褒美で先週mbedが贈られてきました!!
やった~~!ってカンジ。




これは時期を同じくして届いた、
ルネサスのRL78/G13のサンプルボード

ルネサスのメールニュースで知った講習会の
応募で当選した景品ですね。

来年にはSmartAnalog用に使いたいので
いまから練習するために当たった、とおもいたい
ところです。











閑話休題。



ちょっとまとめるのに時間がかかてしまったんですが、ET2011で個人的には
超目玉商品として注目してたのが
ルネサス  エレクトロニクスが出した
SmartAnalogIC / MCU
です。
なぜおくれたかって?
急遽開催発表されたカンファレンスにもでたんですが
パワポでスライド説明されたにも関わらず、配布資料が
全くない!という状態だったので、あわてて携帯で
スライドを撮影してきたのを整理するのに
時間がかかったわけで(汗)


まあ、それでも結構おもしろいなぁ、と
感心してます。






キャッチフレーズは「早い!安い!スゴイ!」とどこかのドンブリみたいな感じです(笑い)
要は、ほんとうにオペアンプ(4558相当品らしいです)が入っていて、その入力段に
どの足をつかうのか、オフセットをどうするのか(そのために8BitDACがある)、PGA
を通してゲインコントロールするかどうか、LPF/HPFを通すか、などを簡易的に
設定してつかう、アナログフロントエンドだということです。
こんな感じでサンプル画面があって確定後に実行ボタンを押すと




E1エミュレータから設定が行われて、
リアル描画される画面を
写真でとってくるのを忘れたので
ルネサスのHPから拝借した画像です...orz


こんなふうに即、結果が得られます(リアルタイム描画されてましたよ!!)
確かにこれならアナログ周りのデバッグの初期段階は簡単に終わりそう。
オペアンプの速度はだいたい10~100kHzくらいまでらしいので、高速に、
というわけにはいかないけど、PSoCよりは使いものになりそう。
で、SmartAnalogICとRL78/G1Eを統合したSmartAnalogMCUも同時発売とのこと。
ワンパッケージにはなってるけど内部でSPIで接続され、データ部は12ビットADに
直結されているだけ、とのこと。

 これだけでもMCU版を買うほうが楽な感じだよね。

来年2月からサンプル出荷、5月くらいから量産とのこと。
いまから待ち遠しいかんじです。


























2011年11月21日月曜日

ET2011反省会?

11月17~18日の二日間、
Embedded Technology 2011(@パシフィコ横浜)
にいってきた。


TIのMSP430FR5739。
メモリをFRAMオンリーにした
意欲作


事前にはしらなかったんだけど、
テキサスインスツルメンツのMSP430で
FRAM版がでたとのこと。

結構割り切っているし、そもそもこのクラスの
MSP430は、何かするとすぐメモリが足らなくなったりして
なかなか使いずらい印象もあるので、微妙なところかな。
会場ではMSP430の安いやつを400円で、
このFRAM版は2600円で特売してた。
Chip1Stopが協賛だったので、いましらべてみたら
4300円だった。現場で買っとけばよかったかな。






マイブーム的なところでいくとNXP mbed M0版が初お目見えということで
NXPブースへ。
期待のmbed M0は説明聞いてもはっきりせず、なにかUSBつないでぴかぴか
させているのに「ちょっとわかりません」との解答...orz
さすがにがっかりして、ほかのLPCの説明をうけて、1800シリーズには
USBのドライバ内蔵モデルがラインナップされて、扱いやすくなったモデルが
でる!と聞いて俄然興味がわいたところで、脱出しました。
ことの顛末をtwitterで流したら、ご丁寧にnxpfanから直々にご回答があり、
M0のデモは、USB HIDマウスドライバとして動作させて、マウスカーソルを
画面上で円を描くようにうごかしているとのことでした。


言わずとしれた
mbed M0

LPC1100シリーズには
DIPパッケージが!


翌日、確認にいくと、ちゃんと回ってました!(そりゃそうか...)
わかりにくいけど一応動画も。(YouTube)


ガジェット関連では、MicrochipがADKのスタータキットを
発売していました。
ADKだから、Android2.3以降でしかうごかないよね。。。
僕のLifetouchNOTEは2.2なので対象外なので、今回は見送りました。
まあ、ADKつかうよりマイコン側をネットワークかBluetoothで
コントロールするほうがまっとうなイメージがするので、もうすこし様子見
ですね。
でも、ここのブースでいろいろ聞いていたのですが、
要はAndroid2のシリーズはUSBデバイスの機能しかもっていない
(USBホストは3以降)ことを考慮してのADKであると。なるほどね。







2011年11月11日金曜日

Android組み込み講座...

昨日、奈良県工業技術センターで行われた
Androidで「ものづくり」  ~ものづくりシステムへのAndroid導入法~
に参加してきました。といっても、自前のPC持ち込みで聴講生としてですが。

 <予定>
【1日目】 Androidの概要と外部制御の基礎
【2日目】 組み込みシステムとしてのAndroid プラットフォーム 開発入門1
【3日目】 組み込みシステムとしてのAndroid プラットフォーム 開発入門2

当初 アプリ側から一般的なアンドロイド端末をつかっていろいろするか、
と想定していたのですが、蓋をあけてみれば、
「まず、armadillo440にAndroidをポーティングしてみましょう!」
でした。
「え~~!そっからいくの~~」みたいに思えた人がどれくらいいたのでしょう。
見たところ、それほど経験値もなさげな感じだったんですが。
実際、Androidとは、という以前にUbuntuLinuxの使い方から入って...
のところでみんな混沌として、前処理としてIP設定のためにviをつかうハメに
なったところでもうパニック...。
ぼくらでさえ、viのコマンドモード、
ほどんど覚えられてないし...
めんどくさい。
linuxでもできるだけnanoのほうをつかう私ですから、
viは鬼門なんだけどね。
まあ、なんとかこっちは対応できたけど。

さすがに、イメージファイルを作成する作業を
まともにやると時間がないので
そこは飛ばして...となっているのがミソだったんだが。

図らずも、androidの2.2のソース一式が
ダウンロード&展開されたVMwareイメージ
がいただけたので、収穫は大だったけど。

それにしても、kermitとかhermitの使い方の
勉強くらいしていったほうがよさげな感じだった。



いずれにせよ、次回はソフト作成もはいってくるだろうから、おもしろくなりそうだ!



2011年11月1日火曜日

サークライン型LED灯に変えました



実家の玄関の照明を蛍光灯からLEDに変えました。

こういうご時世なので、もうすこしいろいろあるかとおもったけど
LED照明の大半は電球型で、サークライン型や直管型のものは
ほとんど出回ってない。
たしかに、キセノンを放電させる機構がいるので、簡単ではないのは
わかるけど、もうすこし有ってもよさそうなものなのに。
東芝などの照明会社は、器具そのものを交換するようにして、
電球自体は交換用を用意しない方針のようだ。
まぁ、LEDにするとそれほど交換なんて必要ないんだから儲からなくなるのは
そのとおりなんだけどね。

というわけで探したのがこれ。

 有限会社エルテック サークラインLED灯

サークラインLED灯

















結構 おたかい感じ。
それなりに交換工事が必要。
といっても、インバータに入っている交流線をはずして
このLED灯に付属のコネクタにそのままつけてやるだけで完了。

簡単簡単。

気になる明るさは、30W型の透明カバー品で従来のサークラインと
等価かちょっと明るく感じるくらい。
まったく遜色なし。
いい買い物だったかも。

あとはもうすこし安くなってほしいね。