2011年12月28日水曜日

年末のご挨拶&自宅でできるリフロー

Twitter経由でなにげにおもしろいビデオ、みせてもらいました(笑)
なるほど。ホットプレートをつかうんですね。
前に、仕事の関連の人がやってましたが、温度管理が難しいと
のたまっていました。
そうか、
230->180->230
の変更でうまくいくのね。
案外こういうノウハウが大事だったりするので、メモメモ(^^
さすがスイッチサイエンス。



閑話休題。


今年もはやもう数日を残すのみとなりました。
10月から始めたこのブログも何とか起動に乗りつつあるようです。

MDRのHPやひとりごとページからきてくれているのが半分、
それ以外からの検索でこられる人が半分、というところでしょうか。

当初はHPの更新の面倒さからの解放を意図して始めたのですが
この気楽さはなんなんでしょうねぇ、ほぼ隔週での更新ができました。

単純な仕事話題だけでなく、サークラインLEDなど、かなり個人的な
内容にもかなりのヒットがあるようで、なんとなくおもしろいなぁ、と
おもいました。

Twitter(@tetnoguchi)facebookでネットのつながりが増え、
GENETなどのリアルつながりがこれに加わりつつあり、
来年はこれらを生かした形でなにかできればな~と思ってたりします。


というわけで、来年もがんばって更新していきたいとおもいます。

それでは、みなさん、良いお年をお迎えください。


2011年12月13日火曜日

ZigBeeの能力試験をやってみた

某研究会でおこなっているZigBeeのボード設計周りも大詰めなので
懸案だった接続テストと能力測定を行いました。
場所は京都五条七本松のASTEM(京都高度技術研究所)です。

省エネ動作そのものは特に問題となるほどおおきくないので
DigiのXBeeとXBeeProでZigBeeモードのコーディネータデバイスとルータデバイス
としてテストを行いました。
製品性能の取得を目的としていないので、実運用に近いテストという観点から
コーディネータからコマンド送信し、ルータデバイスからトークバックが得られるかどうかと
その遅延性がどの程度か、を確認していくという簡易な方法をとりました。

屋内試験では事務所内でいろいろやってたんですが、同一フロアなら
XBee/XBeeProとも、特に問題にならないほどの安定性が得られました。
そういうもんなんですかね。

XBeeとXBeeProでは利用できる出力がかなりちがうので、どうようの運転が
できたのはここまでで、XBeeは階がかわるととたんに通信が滞るようになります。
このレベルになると、電源ONからの再接続ができなくなるので、
最初のコーディネータとの通信はかなりの電波強度がないとうまくいかない
雰囲気でした。

XBeeProだと階が変わってもそこそこ通信が成り立つようで、9F事務所から
階段をつかってどこまで通信できるかをテストしました。

防火扉の向こうで徐々に降りていくと6FはOKでしたが5Fだと環境に微妙に依存
することがわかり、このあたりが限界点のようです。
電源のON・OFFによる再接続試験でも6FではOKですが、5Fだとダメ。
ということはPro版をつかっておけば、通常想定される多くの環境では
メッシュネットなどの複雑な通信なくコーディネータtoエンドデバイスという
通信でカバーできるということなのでしょう。

ここまでが観測距離だということがわかったので、こんどはルータ機能の確認も
やってみることに。
いままで通信していたデバイス1を1Fまで下げ、6Fの踊り場にルータを挿入しました。
案の定、何事もなかったようにつながります。なるほどね。

せっかく接続出来る限界をみつけられたので、気になる電源断からの復帰実験も。
結果からいえば、特に問題なく、再接続できました。電源の復帰順も関係なくデバイス1
からコーディネータへの再接続が行われます。
ここが一番不安だったので、ちょっとほっとしました。

ただ、電源断後復帰時に2.4GHz帯のチャンネル変更がかかったときにも同様に
ちゃんと復帰できるのかは未だに不安がのこるところですが、こればっかりは確認の
しようもないので、仕方ないですよね。

こんどは地下室と地下駐車場へ。
地下室内も金属パーティションが入っているにもかかわらず、
とくに問題なく接続できてしまいます。

地下室からコンクリート越しに駐車場にでてみるとやはりダメ。
つまりコンクリートは貫通できないと、まぁ当たり前の結論に。
ただ、各部屋の金属ドアをすこしあけてやると、状況は一変。

部屋から表に電波をだせさえすれば、コンクリートの特性で反射によって普通に
通信できてしまいます。
ここはちょっとオドロキでした。



最後に屋外の直線見通しでどの程度の実力があるのかを検証。
ASTEMからすぐ横の七本松通にでて、エンドデバイスをうごかしていきます。



縮尺単位が見やすいので
マップファンWebを
切り出して
つかっています。


Aの場所にコーディネータをおいて、
いままでと同じ要領でコマンドのトークバックを
確認していきます。

B位置くらいまでは普通に通信できますが
ここを超えると怪しくなり、信号を渡るために影に隠れると
通信エラーとなります。
信号を渡りきり、再び直線上にもどるとDの位置では
通信できるようになります。

このことから直線だと300mくらいが限界なのかもしれません。
まぁ、見通し直線といっても街路樹や電柱、看板など
障害となるモノはたくさんあるので、
実用距離は200mくらいとおもっていいのでしょう。
これでも十分です。

あとはルータを挿入するとどんどん伸ばせるので
ここらあたりからはZigBeeの独壇場となるのでしょうね。








2011年12月9日金曜日

Androidで「ものづくり」 第3回


昨日、奈良県工業技術センターで行われた
Androidで「ものづくり」  ~ものづくりシステムへのAndroid導入法~
の第3回、つまり最終回が終了しました。

1,2回がAndroidの組込ボードへのポーティングとNDKによるドライバレベルの実装、
という観点からのテーマでOESFのテキストに従って行われたのに対して
最終回である今回は、ふつ~にAndroidアプリを開発して、WifiのUDPダイアグラムで
自走模型をうごかしてみる、という内容。
つまり7月29日に行われた、奈良高専主催のアンドロイドワークショップの焼き直し
版でした。
ワークショップのときは午前の2時間、ということで時間切れ続出だったのと
自分自身にもアンドロイドの経験値がほとんどなかったので、こういう小難しいものなのか~
という印象しかなかったんですが、さすがに3ヶ月も経過するとその間の経験値上昇分で
いろいろ見えてくるモノがありました。

ダメだしする気は毛頭無いけど、ちょっとサンプルがお粗末だったかなぁ、というのが
正直なところ。3~4ヶ月あったにも関わらず、ほとんどコーディングが見直されておらず
個人的な印象では
「こりゃダメじゃん」(あくまで個人的印象ですよ)
なところが盛りだくさん。

まず、基本的なところで、フォームにボタン貼り付けてそれぞれの
コードを記述する、という部分。
いろんな本をよんだり、話をしていて一般的なのは
1.onCreateのなかで
    button.setOnClickListener(
          new View.OnClickListener(){
                 public void onClick( View v ){
                      ......
                 }
          }
     }
    みたいに記述する。

2.アクティビティの先頭で、implements View.OnClickListener を記述して
    onCreate内部で、
           Button.setOnClickListener(this);
    を実装した上で
    public void onClick( View v) {
         if ( v.getId() == R.id.Button1 ){
              .....
         }
    }
    を記述する。

3.XMLの<Button >のなかに、android:onClickで関数名を記述して
    アクティビティのコード内に直接関数記述する方法

の3種にほぼ集約されるとおもいます。
おそらく、これ以外の方法を公然となさっているパターンは少ないんじゃないかと。


で、今回の会ではこのいずれでもない状態で進んでしまいます(汗)
どうするかというと

メインのアクティビティのonCreateで
   Button.setOnClickListener( new XButtonListener() );
と記述した上で、当然、newしたリスナの実体がないので、
  Create class
して、実体を別クラスに生成するという荒技をつかいます。
初期のうちはこれでもちゃんと動作しますし、ソースが分割されていく、
というのを是とすれば、別に問題なくうごきます。

ただ、このあと別の画面へのインテントやWiport模型への各種コマンド発行ボタン
を実装したときに徐々に破綻していきます。
別の画面で設定変更を行って、メインのイベントに内蔵された機構にアクセスする
ときにクラスが分かれており、その都度生成を繰り返すため、
すべてのソースに同じ記述を繰り返すほか、本来必要でないfinal 宣言までつけないと
ダメとか、もうハチャメチャ。

すべては、必要のない記述と新規クラス生成をおこなったことを追認しようとして
穴埋めした結果におもえてしまう。

うごけばいいや、的な発想で教えられてもこまるんだよなぁ。
ことに、高専の先生であることが最大にイタイ。

まあ、コードの設計によって、最終コードの品質がここまでかわるんだ!ってのが
実感できたのは収穫だったけど。


このあたりのことも含めて反省会なんかでコードレビューも含めて座談会なんかが
開かれたらおもしろいなぁ。


総括としては
1.前2回のポーティング作業で、NDKで開発するのは問題ないとしても
    デバッグ等が結構面倒で、必要最小限にとどめるべきじゃないか?というのが
    得られた感触。
    NDKつかえば、たしかに高速化やLinuxの技術がつかえるなどのメリットもあるかも
    しれないけど、新たなバグの入り込む余地が爆発的にふえるにも関わらず、
    十分なデバッグ手法があるようにも思えないのが、最大の理由。
    つまり、どうしてもNDKをつかわないとダメか、という判断の上で決断すべきとおもう。
    機種(CPU)依存という新たな足かせも発生するというデメリットもおおきくなり
    アンドロイドという汎用OSをつかうメリットを失わせる危険もある

2.SDKによるアプリ開発のほうは、できるだけ標準的な手法に基づくほうが望ましい。
    特殊なやり方を推し進めようとすると、破綻する可能性が高い!


2011年12月7日水曜日

地デジその後

実家のTVのアンテナ用にいろいろ行ったことは前に書いた


で、団地の解体が現実に始まった段階で防音シートに覆われたところから
第二章が始まった(汗)


ま~~~~ったくうつらんようになった。
ハンパじゃなくて、それこそ全く。
で、ワンセグテレビを買ったときの室内アンテナを、自宅にあった5kgのダンベル(笑)に
くっつけて映るチャンネルによって向きを変えるなどの方法でごまかしてたけど
さすがに寒くなったのと、防音シートがとれたので、早速復旧開始。


TVの電波強度では3~4と、こりゃうつらんわな。
でもアンテナの向きを変えてもいっこうに変わる雰囲気がない???
いろいろごそごそと調べていくと、ブースタDU-35MパワーアップブースタDPW03
通電している確認ランプが、電源投入とともに明るくつくのに、3~5秒です~~~っと
消える。
どうもどこかで減衰するかショートしているようだ。
で、しかたないので、屋根までの同軸線も新調したらすごい!!
電波強度55~58くらい。
やっぱりアンテナ線だったかorz

そういえば、アナログの終盤ではTV大阪の映りが異様にわるかったんだよね。
今回は諸般の事情でそのケーブルを流用したんだけど、それが敗因だったとは。

で、方向も再計測すると従来よりかなり南西よりの方向が良いようだ。
ちょうど枚方方向がひらけているのがみえるようになったのでこれが効果があるんだろうなぁ

おかげで半年ぶりに、民放各社とNHKがみれるようになったのにくわえて
ずっとみれなかったKBS京都とサンテレビ、テレビ大阪が新たに加わった。
NHKも神戸が入るようになったし(意味ないけど)

なんかくたびれた~~

2011年12月6日火曜日

近畿高専JST産学マッチングフェア

12月5日に、大阪科学技術センタで行われたJST産学マッチングフェア
ワイヤレスコントロール研究会の出展をおこなってきました。

このワイヤレスコントロール研究会、ASTEM(京都高度技術研究所)の声がけで
京都・滋賀の数社と組んで「なんかおもしろいこと発信しよう!」ってことで
集まってる会なんですが、やっと実利用版のボードができたところです。



結局特別なハードウエアじゃなくて
センサー端末側は
   STM8S + XBee
でそこそこコンパクトになんでもできるように。

マスター(コーディネータ)側は能力が必要になるので
XPortPro(uCLinux) + XBee
で、ネットワークをまたいでいろんな制御ができるように

というのをもくろんだ簡単ユニットとなっています。


おきらくな測定用をもくろんだのですが、
試作基板的にはなんでもできる版なので
無駄が多い設計です。

つぎのバージョンではもっとかっちょよく
つくりたいところです



さて、印象なんですが、本来的な部分では特に問題ないっていうか
高専の関連の先生方なので、「ふ~ん」的反応しかなかったというか。
現実的なお話も若干はあったけど、名刺くれなかったし(汗)
まぁ、まだ値段がつけられてないし、しかたないよね

どっちかというと、展示場所が廊下というか通路に設定されてて
人がこないのが痛かった。
これって反則だよね。展示ブースとしては最低ランクにちかい。
まあ、それほど気張った展示でもないけどさ、それでもちょっとひどいかなぁ

あと、小難しく納入車の制限までかけて、車番まで通知したのに
現場で「駐車はNGです。出てって!」と追い出されたこと。
納入後止められるようにしてもらうための登録だったはずなのに。
結局近くのパーキングさがすハメになった。
これも最悪の印象。
けっきょくあんまりいい印象なかったなぁ。
なんか、待遇わるくない?どうするつもりなん?って感じ。
まあいいけどさ。

でも、悪いことばかりでもなかった。
最後の懇親会のときに、株式会社 ティーエーシーの高垣さんと
結構盛り上がったこと。
ET2011でも出展していた、おでかけガイガーを出展されてたんだけど
生にお話しすると、やっぱりかなりの部分「趣味で」とのお返事。

やっぱりな~、おもしろそうなことしてるもんね~ってカンジで
クレイン電子さんと盛り上がってた(笑)

ET-WESTでは、こっちもアンドロイドアプリだそう~っと。




マスター(コーディネータ)ユニット
こっちはデータの収集と
制御とLAN周りを統括します
LAN経由でつながっているのは
mbedでつくった即席コントローラです(^^)



エンド(センサ)ユニット
こっちはとりあえず温度制御用の
ユニットです。
汎用IOはすべて出ているので
ソフト次第でなんでもOKです。
処理も簡単だし。


チラシ表

今回配った
チラシです。がんばったでしょ


チラシ裏

裏面は研究会の
参加企業一覧



2011年12月3日土曜日

けいはんな

12月2日にけいはんなプラザで行われた組込みソフトサロンに行ってきました。

1.組込みソフトウエア開発の現状
2.エコタイプ次世代植物工場の制御
3.有機太陽電池の開発と展望
4.位置情報によるサービス提供技術の開発と実用化
5.製品開発ノウハウの流出の解決策

という大まかに5案件の講演と懇親会でした。

まあ、自慢?みたいな話もあるにはあったけど、それなりに刺激的。
エコタイプ次世代植物工場の案件が 旧 京都府フラワーセンター跡施設で
うごいてるなんてしらなかったし。
で、いまどきらしくLED照明で植物工場つくりましょ!ってところから
はじまって、赤色LEDの660nmの波長が葉緑素に強く働きかけて
蛍光灯より効率がいいとか、強すぎる光量は害になるだけなので
そこそこの光量(10000ルクス)ぐらいあれば十分なのだとか
それなりに科学的。
太陽光はもとより、燃料電池での発電、熱利用にくわえて、
発生する発電により発生するCO2をも植物用に流用しようと、
まぁ、できることはなんでもしてみるというどん欲な感じがすき(笑)

もう数年すると有機太陽電池も多く出てきたら、それこそすごいことができそう
って話も聞けたし。


で、一番おもしろかったのは位置情報。
といってもGPSみたいなのじゃなくて閉鎖空間(建物内)での
情報制御。
具体的には、病院内でのナースの位置情報取得から始まって
患者さんのデータ管理とか、という京大病院とのコラボ実例。

最初はZigBeeネット+赤外線による個体認証をつかってたけど
バージョンアップ時にBluetoothに変更したとのこと。
ちょっと「???」となった。
Bluetoothは基本ペアリングでデータ転送することをベースに
設計されているんで、マルチ基地と通信するのは無理じゃないか?
とおもったんだよね。

でも、どうも話を聞いてるうちにちがうことがわかってきた。
ここからは想像だけど、データ通信をすることを捨ててるんじゃないか?と。
つまりペアリングを前提にするBluetoothだからこそ、ブロードキャスト
で基地局の列挙をまずおこなっているわけで、そのときに得られる
RSSI値(電界強度ですな)をサンプルして、各基地局はそれぞれの
数値をただサーバーに転送するだけと。

これなら、サーバー側でいろんなアルゴリズムでデータ化ができるもんね。
データ通信機器をつかってデータ通信をしないという禁じ手をつかうとは!
目からうろこだったわ。
ただ、おもしろいつかいかただけどもったいないね。

ていうか、ZigBeeじゃダメだったんかな?
結構面倒なのは事実だけど。

もうすこし、やりようがありそうな気がする。

まあ、そういう発想の違いも得られたのはおおきかったかな。




2011年11月28日月曜日

SmartAnalog

ET2011から早1週間。
あのときも寒かったけど、ここ数日でぐぐっ!っと寒くなったですな。

さすがの私も足下にストーブを、カラダにはヒートなんちゃらっていう
下着を着込みました。もすこしすると、これにインナーが一枚づつ増えていきます(笑)
 さて、やっと このブログのほうもなれてきて、なんとかなるかな~なんておもってるんですが
結構ページビューがあったりします。
だれが見に来てるんだろう???ま、いいけどね。

なら高専系で行われている、組み込みAndroidの講習会も2回目を終えて
とりあえず、AtmarkテクノのArmadillo440へのポーティングも終了しました。
というか、肝心のNDKでゴリゴリとプログラミングするというところまでは
いけなくて、ほんとに用意されたポーティング手順を満喫する、という(汗)
なんだかな~的な終わり方でしたが、まあ、楽しめたほうでしょうか。
すくなくともSDKで確認した内容をNDKで処理できるように再ポーティング
したとして、開発効率はあんまりよくないなぁ、という実感しか残りませんでした。
実際、gdbデバッグするにも面倒なようで、そこそこカットアンドトライとLogCatで
推測していくような、昔のprintfデバッグを地でいくような泥臭さというか。
まぁ、まだまだこんなカンジなんですよね~的な(笑)
もうすこしこなれるまで、SDKでUI+αでおこなって、組み込み的な部分は
LANかBluetooth経由でマイコンに依存させたほうが楽なようです。
まぁ、次回はSDKのほうにもどるらしいので、そっちのほうが楽しめるのか?
という淡い期待はもっておきましょうか。

さてさて、ET2011ではマイコンボードを4枚もらってきました。


まず、初めて知ったnuvotonの
CortexM0のマイコンボード2種。
ARMブースでみつけて、台湾ブースまで
つれていかれて(笑)
チップ単体で200円しないみたいだから
H8の置き換えにはぴったりな感じ。
5V動作もOKの珍しい商品なカンジ。
フリー版コンパイラも付属なので
そのまま使えそう。
あとは入手性ですね。

あと、いつものSTマイクロ、菅井さんから
STM8LとSTM32を。(下二つ)
STM32F4も展示されてて、
「そっちがいい!!」
ってしばらくがんばったんだけどもらえへんかったorz





NXPのブースではmbedロボットカーラリー
を開催していて、なぜか5位入賞(笑)
ご褒美で先週mbedが贈られてきました!!
やった~~!ってカンジ。




これは時期を同じくして届いた、
ルネサスのRL78/G13のサンプルボード

ルネサスのメールニュースで知った講習会の
応募で当選した景品ですね。

来年にはSmartAnalog用に使いたいので
いまから練習するために当たった、とおもいたい
ところです。











閑話休題。



ちょっとまとめるのに時間がかかてしまったんですが、ET2011で個人的には
超目玉商品として注目してたのが
ルネサス  エレクトロニクスが出した
SmartAnalogIC / MCU
です。
なぜおくれたかって?
急遽開催発表されたカンファレンスにもでたんですが
パワポでスライド説明されたにも関わらず、配布資料が
全くない!という状態だったので、あわてて携帯で
スライドを撮影してきたのを整理するのに
時間がかかったわけで(汗)


まあ、それでも結構おもしろいなぁ、と
感心してます。






キャッチフレーズは「早い!安い!スゴイ!」とどこかのドンブリみたいな感じです(笑い)
要は、ほんとうにオペアンプ(4558相当品らしいです)が入っていて、その入力段に
どの足をつかうのか、オフセットをどうするのか(そのために8BitDACがある)、PGA
を通してゲインコントロールするかどうか、LPF/HPFを通すか、などを簡易的に
設定してつかう、アナログフロントエンドだということです。
こんな感じでサンプル画面があって確定後に実行ボタンを押すと




E1エミュレータから設定が行われて、
リアル描画される画面を
写真でとってくるのを忘れたので
ルネサスのHPから拝借した画像です...orz


こんなふうに即、結果が得られます(リアルタイム描画されてましたよ!!)
確かにこれならアナログ周りのデバッグの初期段階は簡単に終わりそう。
オペアンプの速度はだいたい10~100kHzくらいまでらしいので、高速に、
というわけにはいかないけど、PSoCよりは使いものになりそう。
で、SmartAnalogICとRL78/G1Eを統合したSmartAnalogMCUも同時発売とのこと。
ワンパッケージにはなってるけど内部でSPIで接続され、データ部は12ビットADに
直結されているだけ、とのこと。

 これだけでもMCU版を買うほうが楽な感じだよね。

来年2月からサンプル出荷、5月くらいから量産とのこと。
いまから待ち遠しいかんじです。


























2011年11月21日月曜日

ET2011反省会?

11月17~18日の二日間、
Embedded Technology 2011(@パシフィコ横浜)
にいってきた。


TIのMSP430FR5739。
メモリをFRAMオンリーにした
意欲作


事前にはしらなかったんだけど、
テキサスインスツルメンツのMSP430で
FRAM版がでたとのこと。

結構割り切っているし、そもそもこのクラスの
MSP430は、何かするとすぐメモリが足らなくなったりして
なかなか使いずらい印象もあるので、微妙なところかな。
会場ではMSP430の安いやつを400円で、
このFRAM版は2600円で特売してた。
Chip1Stopが協賛だったので、いましらべてみたら
4300円だった。現場で買っとけばよかったかな。






マイブーム的なところでいくとNXP mbed M0版が初お目見えということで
NXPブースへ。
期待のmbed M0は説明聞いてもはっきりせず、なにかUSBつないでぴかぴか
させているのに「ちょっとわかりません」との解答...orz
さすがにがっかりして、ほかのLPCの説明をうけて、1800シリーズには
USBのドライバ内蔵モデルがラインナップされて、扱いやすくなったモデルが
でる!と聞いて俄然興味がわいたところで、脱出しました。
ことの顛末をtwitterで流したら、ご丁寧にnxpfanから直々にご回答があり、
M0のデモは、USB HIDマウスドライバとして動作させて、マウスカーソルを
画面上で円を描くようにうごかしているとのことでした。


言わずとしれた
mbed M0

LPC1100シリーズには
DIPパッケージが!


翌日、確認にいくと、ちゃんと回ってました!(そりゃそうか...)
わかりにくいけど一応動画も。(YouTube)


ガジェット関連では、MicrochipがADKのスタータキットを
発売していました。
ADKだから、Android2.3以降でしかうごかないよね。。。
僕のLifetouchNOTEは2.2なので対象外なので、今回は見送りました。
まあ、ADKつかうよりマイコン側をネットワークかBluetoothで
コントロールするほうがまっとうなイメージがするので、もうすこし様子見
ですね。
でも、ここのブースでいろいろ聞いていたのですが、
要はAndroid2のシリーズはUSBデバイスの機能しかもっていない
(USBホストは3以降)ことを考慮してのADKであると。なるほどね。







2011年11月11日金曜日

Android組み込み講座...

昨日、奈良県工業技術センターで行われた
Androidで「ものづくり」  ~ものづくりシステムへのAndroid導入法~
に参加してきました。といっても、自前のPC持ち込みで聴講生としてですが。

 <予定>
【1日目】 Androidの概要と外部制御の基礎
【2日目】 組み込みシステムとしてのAndroid プラットフォーム 開発入門1
【3日目】 組み込みシステムとしてのAndroid プラットフォーム 開発入門2

当初 アプリ側から一般的なアンドロイド端末をつかっていろいろするか、
と想定していたのですが、蓋をあけてみれば、
「まず、armadillo440にAndroidをポーティングしてみましょう!」
でした。
「え~~!そっからいくの~~」みたいに思えた人がどれくらいいたのでしょう。
見たところ、それほど経験値もなさげな感じだったんですが。
実際、Androidとは、という以前にUbuntuLinuxの使い方から入って...
のところでみんな混沌として、前処理としてIP設定のためにviをつかうハメに
なったところでもうパニック...。
ぼくらでさえ、viのコマンドモード、
ほどんど覚えられてないし...
めんどくさい。
linuxでもできるだけnanoのほうをつかう私ですから、
viは鬼門なんだけどね。
まあ、なんとかこっちは対応できたけど。

さすがに、イメージファイルを作成する作業を
まともにやると時間がないので
そこは飛ばして...となっているのがミソだったんだが。

図らずも、androidの2.2のソース一式が
ダウンロード&展開されたVMwareイメージ
がいただけたので、収穫は大だったけど。

それにしても、kermitとかhermitの使い方の
勉強くらいしていったほうがよさげな感じだった。



いずれにせよ、次回はソフト作成もはいってくるだろうから、おもしろくなりそうだ!



2011年11月1日火曜日

サークライン型LED灯に変えました



実家の玄関の照明を蛍光灯からLEDに変えました。

こういうご時世なので、もうすこしいろいろあるかとおもったけど
LED照明の大半は電球型で、サークライン型や直管型のものは
ほとんど出回ってない。
たしかに、キセノンを放電させる機構がいるので、簡単ではないのは
わかるけど、もうすこし有ってもよさそうなものなのに。
東芝などの照明会社は、器具そのものを交換するようにして、
電球自体は交換用を用意しない方針のようだ。
まぁ、LEDにするとそれほど交換なんて必要ないんだから儲からなくなるのは
そのとおりなんだけどね。

というわけで探したのがこれ。

 有限会社エルテック サークラインLED灯

サークラインLED灯

















結構 おたかい感じ。
それなりに交換工事が必要。
といっても、インバータに入っている交流線をはずして
このLED灯に付属のコネクタにそのままつけてやるだけで完了。

簡単簡単。

気になる明るさは、30W型の透明カバー品で従来のサークラインと
等価かちょっと明るく感じるくらい。
まったく遜色なし。
いい買い物だったかも。

あとはもうすこし安くなってほしいね。





2011年10月29日土曜日

Android向け業務アプリ開発 実践セミナー

10月28日、東京コンファレンスセンター品川で、日経ソフトウエア主催で
Android向け業務アプリ開発 実践セミナーがおこなわれたので行ってきた。
朝10:30からということで、5時起きで新幹線で移動開始。
7:17分のN700系のぞみで、びゅ~~んと移動。
快晴で富士山もベスト眺望を満喫し、10時ちょっと前に到着。
品川駅のちかくなのはわかってたけど、
いざ到着すると近隣のビル地図などもなく 途方にくれ、
やむなくauのナビウォークで検索すると、目の前のビルだった. Orz
会場では結構オタクっぽい人がいるようだったけど、半数はおじさん
(そのうち1人は自分だけど(@@;) 

着席番号は40番で、全部で77~8人が参加だったみたい。
最初の画面をつくるところまでは楽勝。アクティビティのコード追加のあたりも
だいたいわかってるので、スイスイ。
このあたりで、すでに焦りまくってるひともちらほら。
う~ん、初心者やしこんなもんか。
講座的にはxmlとソースの関係などの説明はあまりせず、
必要最小限の相関だけを伝えながら どんどん打ち込んで行かせる手法だ。
僕的には、「これがベストかも!」とおもったのは、各作業に対して、

「では3分差し上げます。打ち込んでください」
「では8分差し上げます。打ち込んで実行してみてください」


のように、とにかくEclipseのコード補完機能をフルに使いこなして
やっと余裕がでる程度のスピード感をもって作業がすすんだこと。
最初は引数の事前入力とか省力化だけをイメージして利用してたけど、
どんどん項目がすすんでくるとメソッドとかをダイレクトに参照できることがわかって、
「!!!」
みたいな。
残念ながらネット環境ではなかったので、データベース登録用の元データは
テキストをjson形式で用意しておいて、ローカルファイルから読み出すようにコーディング。
HTTPから読み出す等価コードも公開していて、となりのおじさんはそっちもテストしてた。
本をよんでもいまいちピンとこない複数画面の遷移も
 
「レイアウトつくって」
「クラスつくってsuperclass設定をandroid.app.Activityにして。」


ほら簡単でしょ?って。
たしかに簡単なんだが、あまりにも簡単で拍子抜け。本でよむとウザいのに。
う~ん、実践恐るべし。
あとはintentで起動依頼して、データを新規クラスItemにつっこんで
Intent.putExtraでこのクラスごとごっそり新画面に渡すと。
結局、データの生成部分と移行データから修正後のデータをマスターの画面
にもどすところはないんだけど、そのためにSQLiteをつかってやったら?という意向
だったのかなぁ。まあ、なんとでもなるけどね。
なんだかんだいっても、かなり勉強になった。
でも久々にクタクタになった1日だった...

2011年10月26日水曜日

auoneのメールボックス

普段、メールの転送用にauoneメールを利用している。
gmailももっているけど、auoneをつかっているのは、ezwebで行ったメール操作も記録されるから。
なにかと都合がいいんだけどね。


で、ず~~っとほったらかしにしてたから、未読メールがたくさんある。
今年に入ってから仕様が変わったのか、未読メールを優先して表示されるようになった。
これはこれで便利なんだけど、既読にしても既読にしても、むか~~しのメールが
優先表示されてしまう。
というわけで、どこかに一括既読にするほうほうがないか、ググるとやっぱりあった。

ということで、ここからは備忘録がてら記載しておく。


まず検索ボックスに
in:inbox is:unread
と入力して検索開始。
これですべての未読メールが列挙されるので
左上のチェックボックスで「すべて」をえらぶ。

すると
検索条件に一致するすべてのスレッドを選択 

が表示されるので、これを選択してから
既読 にすれば、すべてなくなると。

そうか、なんで、これがでてこんのかな~っておもってたんだ。

とりあえず、一つ解決。

2011年10月25日火曜日

Androidで「ものづくり」

昨日、なら高専の土井先生から久々にメールがあった。

元気なら組み込みシステム技術者の養成(奈良高専)
奈良県産学官共同研究拠点技術サロン
Androidで「ものづくり」   ~ものづくりシステムへのAndroid導入法~

ってのがメーリングリストで乗ってたらしい。
うちにはこんかったような(見落とした??)

いずれにせよ、こいつはいかんとね!
現状でAndroidはまだまだ、あそびと携帯の領域でしか認識されていないけど、
需要が一巡したところで確実に組み込み領域にも進出してくるはず。
そのときに慌てないようにするには、今のうちにやっとかないと。

まあ、3回でどこまでできるのか、というのと、
教えてくれる先生が実務者かどうかで、品質がかわるんだけど。
後者についてはOESF(OpenEmbeddedSoftwareFoundation)準拠ということなので
心配いらないのかもしれず。

とにかくいまは経験値をあげないとね!

2011年10月21日金曜日

Blogger for Android 公式アプリがあった!

へ~、公式アプリがあったんだ!
知らなかった。
これなら出先でもいろいろ簡単に更新できるかも。
って、気合いのほうが必要かもね(^^;

個別の細工はできにくい、けど、更新するだけなら
問題ないね

とりあえず、環境だけはちゃくちゃく。。。

CortexM0版mbedのうわさか...

クラウドコンピューティングで、簡単にARMをつかってプロトタイプつくっちゃお!
というためのマイコンmbed。(LPC-1768)
mbed NXP LPC1768
ブラウザでコード&コンパイル
あとはUSBで転送するだけの
簡単マイコン

PCからはUSBのマスストレージとしてみえるので、
そこにバイナリをおいてリセットすれば、そのままうごくという
お手軽マイコン。
ただ、現状では6000円弱、という価格があって
数台の量産につかうにもちょっと躊躇するお値段というのも事実。
そこで、CortexM0版が二千円台ででてくればいいなぁ、という
期待も込めて。

http://mbed.org/blog/entry/Look-what-just-turned-up-at-mbed-HQ/#.TqAfKC2OX6E.twitter

はやく情報がほしいな~~

2011年10月20日木曜日

SQLite3と格闘中...

現在、SQLite3とC++Builder6とで、格闘中(汗

単純にPostgreSQLとかMySQLとかと同じようなデータ構造があるのだと
おもってたら、基本、integer,real,TEXTくらいしかないのね。
まあ、うまくやればそれでいいんだけど、結構面倒なのがDATE型がないこと。
ソフト内部で全部処理するつもりだったんで、気にしてなかったんだけど
SELECT文で自由検索に対応しようとおもったら、結構面倒なことが発覚。

日付を文字列で記憶させておいて、曖昧検索でOK、とおもってたんだけど
これだと一定期間内のデータ抽出に面倒が生じる。
というわけで、現在日時Now()で取り出した値をdoubleにキャストして
REAL 型で保存したわけだけど、任意の日付指定をするときに、
人間がこのREALの意味、わからんでしょうと。

う~ん、結構面倒だなぁ。

2011年10月19日水曜日

地デジ移行のアンテナまわり...

実家のTV、アンテナ処理をおこなった。

先日までうまく映ってたんだけど、すぐそばの団地の解体工事で
天気や時間によってほとんどうつらなくなる。

TVの電波強度をみると、普段映っているときでアンテナレベル39~45くらい。
だめなときは23くらいまでおちこむので、こりゃだめだなと。

すでに35dB-UHFブースタは入っていたんだけど、今回用に更新してみた。
ものは八木アンテナのDU-35MパワーアップブースタDPW03


たしかにすごい。
ふつうのアンテナにつけたので、
ちょっと細工がいったけれど、
すこぶる好調なもよう。
TVのレベルでみて、58くらいにアップするので、
もうほぼフル状態かな。
たしかに 
「パワーアップ」はだてじゃない みたいだ。



京都、大阪のNHKと、京都での民放にくわえて新たに、サンテレビがうつるようになった(笑)
サンじゃなくて、TV大阪がうつればいいのに。
まあ、工事がおわったらうつるんかな?

投稿テスト

とりあえず、手持ちのLifetouchNOTEからの投稿テスト
OperaMobileだと非対応のブラウザエラーがでるし、最後の保存のときに
エラーになってしまうので×

標準ブラウザとSleipnirは肝心の入力枠に日本語が使えないので×

結局メール転送しかないじゃん、ってことで
標準添付のライフノートからのアップテスト。

これでいけるんだろうか?

2011年10月18日火曜日

HPからの移行準備開始

とりあえず、ブログにしてみた。

いままではHPで作ってたんだけど、それなりに更新がおくれてくるので
みんな、ブログを捨てて、SNSに移行しているこの時代だからこそ
情報の集約の場所として、立ち上げてみた

安定してかけるようなら、こちらに引っ越してきます。
とりあえず、初回書き込みということで。