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2016年11月30日水曜日

PSoC4 BLE について(PSoC Advent Calender)

あー、もう1年もほったらかし。
ごめんなさい m( _ _ )m
なんだか無線系も結構いろいろやったし、USBもいろいろでてきたけど
決定的なのはルネサス系の石の採用レートが下がってきたかなぁ、って。
PSoC押しなので、仕方ないけど、あんまり無理強いもしてないけれど、
やっぱり、じり貧なかんじは否めないなぁ。
TOCOS MonoWireless も単体のファームだとなかなか小難しいかんじで
使いにくいけど、省電力行くなら仕方ない!って続けてるけどね。
そろそろ出力増強版がでてくるらしいので、それを機に、
サイトも含めてきちんと整理して、わかりやすくしてほしいなぁ。


閑話休題。

Advent Calender for PSoC  が立ち上がっちゃったので
仕方なく、なんか書かなくちゃ、ってことで。
ちょうど、仲間うちでの簡易ワークショップの資料をつくっていたので
それを公開。
BLE以前に、PSoC、っていう知名度のなさもあって、最初の部分の
つまづくのを回避できれば、っていう意図で、何回か、ワークショップも
開いてきたんだけど。まぁ、BLEの資料って案外ないし、

『どうだかなぁ。。。』

って躊躇してる人も多いかもしれず、ってわけで、書いてみた。

最後の肝心のBLE周りは端折ってる(笑
具体的にはコード、みてね!
実際、この後、そのままだと、硬直しちゃうので、いろいろあるで!
ってのはあるので、好評なら次回もやるかも。






ダウンロード用の PDFファイル本体とサンプルは、ここ(Advend-PSoC)に公開。


で、実際ワークショップをやってみたんだけど、やっぱりいろいろあったわ。

1.ボードが認識しない
ボード買ってきたら、まず、つないでみたいよね!
ってわけで、つないだら、イミフなメッセージがでて、
PSoC Createrから認識できない、という状態が発生。

CY8CKITなどのpioneer Kitだと、書き込み&デバッガ用の KitProg が
ついてて、USB接続すると、そのままデバッグとかできるで!というのが
ウリなはずなんだが、一瞬焦る状況になる。





これ、KitProgのファームバージョンとPSoC Createrが要求するファームバージョンが
異なるから、ちゃんと合わせてね!っていうメッセージなんだけど

『じゃ、どしたらええねん。。。orz』
ってなる。

で、解決法は簡単。
PSoC Createrをインストールしたら、自動的に
PSoC Programer
も、インストールされているはずなので、これを起動する。

Start メニューのCypressのなかに

こんなふうにあるはず。

起動して、














Utilities の タブ を選択したら


左のリストに表示されている KitProg を選択したうえで
Upgrade Firmware
ボタンを押せば、アップデートが開始される。

ただしく完了したら下欄に、こんなふうにメッセージがでる。



これで、新版に更新完了したので、安心できる。



2.ボード違い
今回のワークショップ、サイプレスの
CY8CKIT-042-BLE-A

をベースに書いてるけれど、参加者のボードは
CY8CKIT-042-BLE


だった。orz

これも基本構成がおなじだし、複雑なことをやらなければ
問題ないんだけど、リソースが違うので、ちゃんと合わせてやらないとダメ。




プロジェクトを開いたら
左端のワークスペースのなかの
    Project 'Design01' [CY8C4248L..]
みたいなところを右クリック。














でてきた、Device Selecter を選択すると、デバイスを変更できる。

この手順は、作成したプロジェクトのCPUを変更する場合にも
つかうので、要チェック! ですな。

今回のデバイス変更は

BLE-A : CY8C4248LQI-BL583
BLE     : CY8C4247LQI-BL483


ということなので、これを選べばOK。

あと、Work03 では、実際にBLEからLEDをいじれるように
しているけれど、BLEチップの対応の違いが一部あって、

BLE のダイアログの GAP Setting - Security 部で
Enable Link Layer Privacy
のチェックを外す必要があります。





こんだけやれば、なんとか動くかんじ。
あとはいろいろBLEとは!みたいなことを勉強しないと、
先には進めないけれど、楽しくはあるよね。


あと、WindowsでBLEやろうとすると、結構ハードル高いことかな。
肝心のPRoCのドングルも一応 .NET Frameworkの資料がやっとでてきたけれど、
関数だけ、だらだら~って説明されてもつかえへん気がする。
Windows10の Linux for Windowsで bluez つかえへんかな?
使えたららくちんなのに。
まぁ、ドングルのほうはのんびりつかってみるか。。。




2012年2月24日金曜日

京都ビジネス交流フェア 2日目

今日も京都ビジネス交流フェアにいってました。
昨日、帰社後にグラフィック表示に手をいれて、
MDRのロゴグラフィックをだすように修正。


今朝3時頃、「ブロック崩し」を実装している夢で起きてしまい、
1時間ごとに、ソフトをつくってる夢でおきる始末orz

仕方がないので会場で、ちょっとづつソフトを改訂。
チクチクと実装してみました。




う~ん。
結構マジメに判定処理とかつくったけど、
なんか地味(笑)

それでも、「へ~!」とか言ってくれる人たちがいたので
ちょっといいかな。

本当はWiiリモコンでゲームもできるんだけど、
リモコン側が一定時間で省電力モードになってしまうので
めんどくさくて(笑)
ま、こんなもんですよね。


しかし、今日はちょっとイヤな客が。
某た○びしの人。  「これは何を訴えているのですか?一言で」
私          「え~、うちはOEMで...」

某たけ○しの人。  「いや、そんなことは聞いてないんです。一言で」
私          「じゃ、強いて言えば遊び心ですかねぇ」

某たけび○の人。  「聞きかたがわるいのかな。なにがしたいの?一言で」
私          「ん~~」

某 ○けびしの人。  「はぁ~。な~んだ、設計製造か。」
と、のたまいながら去っていきました。

人をバカにするのもほどがあるよね。
ろくに説明もさせずに、「な~んだ」とはなんだ!!

あんまり頭にきたんで、ブツブツいってたら、某社の営業さんに

「ま、一言でいわせていただければ、お引き取りください。っていえばよかったやん」
て(笑)
さすがに思いつかなかった。

でも、最悪の会社だよね。
むかしから偉そうだけど。

ま、相手にせずに気長にいこうっと



2012年2月23日木曜日

京都ビジネス交流フェア 2012

今日と明日(2/23&24)の2日間、京都のパルスプラザで行われている
に、京都府電子機器工業会の中に間借りして、ちょっと展示しています。




いつもはパンフだけなんですが、今回は展示物を出展しようと、画策していて
こういうことになったんですが、例によって時間がなくて、通り一遍の
モデルになりさがってしまいました。
16ドット分のLEDをファン上で回転させることで、約72ドット分のディスプレイを
構成しています。
マイコンはNXPのmbedで、USBでBluetoothユニットを接続。
Wiiリモコンで操作できるようになっています。

ほんとうは、このWiiリモコンで、ちょっとしたゲームぐらいやりたかったんですが
タイムアップということで、単純な表示の切り替えくらいしかやってません。
1.電源ONからの経過時間
2.MDR がんばれ の文字
3.グラフィックのMの反転文字
を15秒間隔で繰り返し表示。
アニメ挙動がほしいとのことで、上下にゆっくり移動させてます。
もうすこし時間があれば、ちょっとしたゲームくらいできたのに。

あ、まあ電池が1.5時間くらいしかもたないんで、あんまり意味ないか(笑)

まあ、とりあえずは展示には間に合ったかなと。





2011年12月3日土曜日

けいはんな

12月2日にけいはんなプラザで行われた組込みソフトサロンに行ってきました。

1.組込みソフトウエア開発の現状
2.エコタイプ次世代植物工場の制御
3.有機太陽電池の開発と展望
4.位置情報によるサービス提供技術の開発と実用化
5.製品開発ノウハウの流出の解決策

という大まかに5案件の講演と懇親会でした。

まあ、自慢?みたいな話もあるにはあったけど、それなりに刺激的。
エコタイプ次世代植物工場の案件が 旧 京都府フラワーセンター跡施設で
うごいてるなんてしらなかったし。
で、いまどきらしくLED照明で植物工場つくりましょ!ってところから
はじまって、赤色LEDの660nmの波長が葉緑素に強く働きかけて
蛍光灯より効率がいいとか、強すぎる光量は害になるだけなので
そこそこの光量(10000ルクス)ぐらいあれば十分なのだとか
それなりに科学的。
太陽光はもとより、燃料電池での発電、熱利用にくわえて、
発生する発電により発生するCO2をも植物用に流用しようと、
まぁ、できることはなんでもしてみるというどん欲な感じがすき(笑)

もう数年すると有機太陽電池も多く出てきたら、それこそすごいことができそう
って話も聞けたし。


で、一番おもしろかったのは位置情報。
といってもGPSみたいなのじゃなくて閉鎖空間(建物内)での
情報制御。
具体的には、病院内でのナースの位置情報取得から始まって
患者さんのデータ管理とか、という京大病院とのコラボ実例。

最初はZigBeeネット+赤外線による個体認証をつかってたけど
バージョンアップ時にBluetoothに変更したとのこと。
ちょっと「???」となった。
Bluetoothは基本ペアリングでデータ転送することをベースに
設計されているんで、マルチ基地と通信するのは無理じゃないか?
とおもったんだよね。

でも、どうも話を聞いてるうちにちがうことがわかってきた。
ここからは想像だけど、データ通信をすることを捨ててるんじゃないか?と。
つまりペアリングを前提にするBluetoothだからこそ、ブロードキャスト
で基地局の列挙をまずおこなっているわけで、そのときに得られる
RSSI値(電界強度ですな)をサンプルして、各基地局はそれぞれの
数値をただサーバーに転送するだけと。

これなら、サーバー側でいろんなアルゴリズムでデータ化ができるもんね。
データ通信機器をつかってデータ通信をしないという禁じ手をつかうとは!
目からうろこだったわ。
ただ、おもしろいつかいかただけどもったいないね。

ていうか、ZigBeeじゃダメだったんかな?
結構面倒なのは事実だけど。

もうすこし、やりようがありそうな気がする。

まあ、そういう発想の違いも得られたのはおおきかったかな。