2013年3月19日火曜日

.net MicroFrameworkであそんできた

とうとう、春到来ですね。眼がかゆくてしかたない(T_T)
なんだか仕事に追われて、RL78やらRX621やらPSoC3やら、
もうワケワカメな状態が2週間ほどつづいています(笑




このうえ、この週末には、がじぇっと るねさす大阪ミーティングがあり、
4月にはいると、mbed祭り@大阪があり、とイベントずくめ。
どうやって時間つくるん?と自問自答。。。(笑
ま、なにかとたのしんでるんでいいけどね。
それぞれ特徴があるし。
にしても GR-SAKURA も GR-KURUMI もなかなかサンプル作る時間が
ないので、本格的に出すのはET-Westになっちゃうかもね。ま、それもいいか。



閑話休題。


先日(2013/3/7 & 3/11)に、なら工業技術センターで行われた

IT・RTセミナー 
『クラウドを使った遠隔監視システム工作』

に参加してきました。
内容的には
  cosm(Pachube)をつかったデータのクラウド化

 .net Micro Framework(以下NETMF)をつかって実現してみよう!
という体験講座だったわけです。

cosmは、むかしPachubeと言われてたサイトで、ちょうど東日本の震災のときに
放射能データの共有などの話題で、少し有名になったかな~ってサイトです。
私の場合、NXP mbedをやり始めたときに、ネットワーク系のサンプルが
上がっていたので試したくらいの知識でした。
当時は、公開データしかできなくて、結構???なサイトでしたが
いまはかなり高度になって、使いやすい感じでしたヨ。

ま、こっちはおいといて。

NETMFについては、株式会社デバイスドライバーズの日高さんがこられて
概略をちょいちょいとお話になってられました(笑

ボードはGHI エレクトロニクスのGadgeteer FEZ-Spiderを。


FEZ セルベラスベーシックキットFEZ Panda II

                      スパイダーと Panda II



まぁ、よくできてはいるよね。
スパイダーというだけあって、いろんなのをコネクタくにくにとつけていくと
もう蜘蛛の足状態だし。
自分の環境でいろいろ足し込んでいくなら FEZ Panda IIのほうが
Arduino互換の足なので拡張しやすいかもなぁ。


まぁユニバーサルがそのままではつかえないのが痛いけど、
Spiderでケーブルだらけになるよりましかもしれず。

で、肝心のNETMFなんですが、ちょっと微妙かなぁ。
たしかに、VisualStudio2010と統合されて、C#でつくってデバッグできる
ってのはいいかなぁ、とおもいます。
言語仕様もはっきりしているし、なにより、PCのプログラマには
デファクトスタンダードな環境だし。


ただ、マイコン屋からみると、きわめて中途半端な仕様に映る。
イニシャルはいいとして、メインループで処理待ちをする、という
仕様になっているようで、むかしながらのタスク待ち関数をつくる
ようなイメージで、割り込みとかそういう部分が、かなり中途半端。
メッセージループはメインを出ないと、送信されないようなので、
処理にガッツリ時間をかけると、メッセージがかえらなかったりする。

まぁ、そのあたりに気をつけて書けばすむんだけど、そういう部分の
仕様がどこにドキュメントがあるのか、さっぱり検討がつかないのが
イタイ。

2日目の講習では、EthernetアダプタのMACが全機種おなじという
想像もつかない状態であることが発覚し(笑)たものの、
MACの設定方法がどこにあるか、とか、
そういう
当たり前のドキュメントさえ、どこにあるか判然としないのはいかがなモノか。
ま、会場に来ていた数名の猛者が分業しながら解決したものの
自分一人だったら、あきらめてる(苦笑
というか、これをもって、お客さんのところでデバッグなんてようしません、私。

で、幸か不幸か、オープンソースになったようで、ますますドキュメント整備が
おくれてくるんやろうなぁ、と。

せめて、日本語でサポートされるコミュニティが富士通エレくらいが立ち上げてくれると
ちょっとやってみようかなぁ、となるのに。


2013年2月22日金曜日

KURUMIとPSoC3備忘録\(^o^)/

あ~、ちょっと間隔があいちゃいましたね。
もうすぐ3月だしぃ。
仕事がらみで、バタバタしてたのはいつものこととして、
がじぇルネプロジェクトのRL78duino(以下GR-KURUMI)のプロデューサミーティングに
参加したり、といろいろおもちゃも増えつつあります。

GR-SAKURAはArduino互換のRX63N利用の高機能ボードとして
やっと認知されつつあるようですけど、情報が散逸がちで、
ライブラリも隠蔽状態で、いまいち使い込むには???なかんじ。
それでも展示会なんかで、

『関西ではやらないの?なんで~~』

って、つっこんでいた手前、RL78版で参加せざるをえない?雰囲気に
なってて、2月3日に大阪ミーティングに参加してきました。


GR-KURUMIはRL78/G13をのっけた、Arduino Pro Mini互換の
ちっこい省電力マイコンです。
昇圧コンバータものっけているので、乾電池駆動できるというのが
ウリでしょうか。
SparkfunのFT232RLのアダプタでシリアル通信と書き込みができます。
Webコンパイラでコンパイルもできますが、GCC環境なのでe2studioで
ローカル開発したほうが気持ちいいかも、です。
といっても、GDB+E1でのデバッグはまだまだ不安定なので、
デバッグ環境がととのっている、とはいえないようですけど。




とりあえず、大阪の第2回ミーティングがせまってきているので
mbed用につくっていたライブラリをKURUMI用に改変して
うごくことだけは、確認しました。
案外簡単にうごくのね。
トラブルのほとんどは自分のIOまわりの設定ミス。
やっぱりちゃんとメモしてつくらんとあかんなぁ。

で、さすがにmbedほど高速にはうごかないので、定番のねぎミクも
振っているのがみえるし(汗
とにかく、ライブラリとしてうまくまとめて公開準備しなきゃ。


閑話休題。

やっとPSoCの利用のお仕事、第一弾がきまったのでシコシコとテスト
をつくっています。
ひさびさにつかってみたらKEILのライセンスがきれてるのにうまくUPDATEできない
とか(これは新規インストールしたらできた)、いろいろあったけど、
とにかく、使えるようにはなった(汗

出荷用のボードを起こす時間も費用もないので、CQ出版の

なるものを購入。5040円也。
でも、Amazonで発注してから、
USBコネクタとかいろいろないことが発覚。
秋月でパーツキットも購入。
このとき、この本まで扱っているのに気がついてorz
最初っからこっちで買っとけばよかった。。。。。


このあと、コネクタとか実装するわけだけど、
秋月キットのUSBコネクタが小さくなってて、
ボード端よりかなり内側に実装することになってる。

これでは、USBケーブルがささらない!!
ということで、ヤスリでゴリゴリと削ってなんとか
ケーブルがささるところまではもちこんだけど、こういうのってなんとかならんかったんか?


でも、ここからはおもしろい!!でも、また忘れると困る内容を
備忘録としてまとめておく!!


まず、PSoCのプロジェクトをつくったときに、拡張子が、

cysch ==> スケマティック=回路図面
cydwr  ==> 本体の基本設計

ができるわけだけど、cydwrファイルが重要。普通にクリックすると
Pinsがでてきて、定義した信号名をIOピンに割り付けられるわけだが、
この下側にあるタブで、全体のクロックをまずは調整する必要がある。
これに気がつかないと、せっかく高速のマイコンなのに、3MHzで
うごかすとか、変なことになりかねない。

cydwrのpins画面。下にあるタブに注目すべし!!


















下にあるタブで、clocksをおして、このなかでダブルクリックすると
グラフィカルな画面になる。

clocks画面。実際に変更するには
IMOなどの文字部分をダブルクリックする!



クロック周りの実体設定部がこれ。
ここで、設定しとかないと...

































XTAL:外部供給クロック
IMO :オンチップ高速オシレータ
ILO :オンチップ低速オシレータ
をベースとして、つくるわけだけど、CPUに入るバスクロックと
マスタークロックはやっぱり24MHzくらいにはしたいよね、というわけで
とりあえず、IMOを24MHzにして、PLLなんかも分周比1で、そのまま入れる
ように設定。低消費電力なんかを目指すなら、ここらあたりをうまく調整
しないと!ってことですよね。

さて、ここが設定できたら、もうあとは設計にはいっちゃえばいいわけですな。


マイコンの初歩としてはLチカははずせへんでしょ?
ってことで、サンプルはLチカ。

まずスケマティックをつかって
回路を構成するわけだが、
ここに
 Pin_1
をおいて、cydwrのpinsで任意の場所に割り付けて、
まずはBuild。
そうすると、利用コンポーネントのソースが生成されて
Cから扱えるコンポーネントAPIもつくられる。
要は、ハード構成を変更したら、まず、Build!ってのを
習慣化しないとだめなんだな!

で、あとはmain関数のなかで

==================================

void main()
{
    int clk=0;

    Pin_1_Write(clk);
    clk ^=0x01;
    for(;;){
        Pin_1_Write(clk);
        clk ^=0x01;
        CyDelay( 500 );
    }
}

==================================


とでもすれば、500msごとに点滅する回路の完成。
なるほど。

でもね、CyDelayっておもしろくないな~ってことで、
ほかのマイコン同様、タイマーをつかいたかったので
それでつくったのが、この回路。


上側の回路がLED点滅回路。
下はUARTのテスト用回路.



















タイマーの設定画面。
供給クロックを変えると勝手にperiodも
計算してくれるので、超簡単





















分周CLOCKコンポーネントで10kHzつくってタイマーに入れ、
タイマーをダブルクリックすると、あとは任意の時間を設定して
コンペアマッチ出力(tc)を出してくれます。
ただ、でてくる出力は当然クロック1発分だけですから、外側に
D-FFでラッチするようにしてやると、ソフト挙動に関係なく
光らせることができますね。
この回路ではisr_1という割り込み出力もつくってますが、割り込みを
つかうと、レジスタ待避などのいらない挙動がつくので、ハードウエア
で処理できるならそれにこしたことはないよね!
ってのがわかる回路になってます。

ついでなので、UARTもやってみた。
IOはどこでもいいので、RX/TXをわりつけてUARTの設定で
回線速度とかをごそごそ設定。



おもしろいのはBufferサイズが
可変なこと。

通常のマイコンだと、UART設定
ができても、所詮ダブルバッファくらい
しかないので、受信割り込みで
FIFOをつくって処理してやらないと
だめだったりと、
結構面倒くさい、というか、
ここらが、ソフト屋さんの腕の見せ所だったり
したわけだけど、
PSoCの場合は最初から、バッファサイズ4。任意に増やせるので、僕の場合は
128にしてみた。
こうすると、割り込み&FIFOなんてことしなくっても大丈夫だったりするのだった。

ここまで簡単にUARTをつかえるのってめずらしい。

ちなみにUSBFSでUSBーUARTの機能もあるのだが、
基本的に同じつかいかたでいけるのはすごい。
とりあえず、ここまでのソースを添付しておく。

なんか、おもろいわ~~。


==========================


/* ========================================
 *
 * Copyright YOUR COMPANY, THE YEAR
 * All Rights Reserved
 * UNPUBLISHED, LICENSED SOFTWARE.
 *
 * CONFIDENTIAL AND PROPRIETARY INFORMATION
 * WHICH IS THE PROPERTY OF your company.
 *
 * ========================================
*/
#include <device.h>
#include <stdio.h>

// 割り込みプロトタイプ宣言
CY_ISR_PROTO( ISR_Interrupt );

// タイマー割り込みの実体
CY_ISR(ISR_Interrupt)
{
}

void main()
{
    /* Place your initialization/startup code here (e.g. MyInst_Start()) */
int clk=0;
char c;
int i;
int rcount;
char  buf[50];

isr_1_StartEx(ISR_Interrupt) ; // タイマー割り込みを割り付け

Timer_1_Start();
UART_1_Start();
UART_1_ClearRxBuffer();

CyGlobalIntEnable; // 割り込み許可

//Pin_1_Write(clk);
//clk ^=0x01;
    for(;;)
    {
        /* Place your application code here. */

rcount = UART_1_GetRxBufferSize(); // 受信バッファにあるサイズを取り出す
if ( rcount ){
for(i=0;i<rcount;i++){
c = UART_1_GetByte(); // GetCharは0を除外するのでつかわない
sprintf( buf, "%c = %02x\r\n", c, (int)c );
UART_1_PutString( buf );
}
x = 0;
}
//Pin_1_Write(clk);
//clk ^=0x01;
//CyDelay(500); //ms待ち
//CyDelayUs(500); //us待ち

    }
}

/* [] END OF FILE */


==========================

2013年1月23日水曜日

GR-SAKURA 備忘録

まいど。

え~、年末からごそごそといじり始めたがじぇるねのSAKURAボード




Renesas Rulzにある、がじぇっとるねさすゆーざー会のページにいくと
いろいろ教えてもらえるんですが、なんにせよ固まった情報がないのと
Arduino自体ではない!という点から、どうしたらいいのかわかりにくい
状態になっています。

とくに、ボード上のIOの取り合いと設定が回路図をみて、
利用方法を考えて自分でやってね!的発想で資料が散文している
ので、ひどくわかりにくい。

で、とりあえず、自分に必要な最小限の情報をとりまとめてみたので
ここでは備忘録として残しておこうと。


オンボードLED(正論理出力)
PA0   LED1
PA1   LED2
PA2   LED3
PA6   LED4

オンボードSW(負論理入力)
PA7   SW2

USBホスト ジャンパショートによる接続
J13 USB-DMプルダウン
J15 USB-DPプルダウン
P22 (CN8-P3) DRPD USB Host機能による排他利用
P25 (CN8-P6) DPRPD USB Host機能による排他利用


JP XBeeジャンパショートによる接続
J7 P52 RXD2(CN9-P4) XB-DOUT
J8 P50 TXD2(CN9-P7) XB-DIN
J9 P51 (CN9-P5) XB-RES
J16 VCC33 XB-VCC
J11 P54 (CN9-P2) XB-RTS
J10 P55 (CN9-P1) XB-CTS


SD-Cardと外部CS
PC0 (CN9 -P8 ) SPICS1 SD-CS
PC6 (CN7 -P4 ) SPIMOSI SD-CMD
PC5 (CN7 -P6 ) SPICLK SD-CLK
PC7 (CN7 -P5 ) SPIMISO SD-DAT0
P15 (CN10-P5 )挿入検出  WriteProtectSW

PC1 (CN9 -P7 ) SPICS2

ピン配置と取り合図<上段>
pinCN14CN12CN11  CN9CN7
9 NC
8 NC
743(PD7)51(PE7) 22(PC0)[SD] NC
642(PD6)50(PE6) 23(PC1)[ExtCS]GND
5RES 41(PD5)49(PE5) 24(P50)[XB] 13/SCK (PC5)
43.3V40(PD4)48(PE4) 25(P51)[XB] 12/MISO(PC7)
35V 39(PD3)47(PE3) 26(P52)[XB] 11/MOSI(PC6)
2GND 38(PD2)46(PE2) 27(P53) 10/SS0 (PC4)
1GND 37(PD1)45(PE1) 28(P54)[XB] 9 (PC3)
0(VIN)36(PD0)44(PE0) 29(P55)[XB] 8 (PC2)


 ピン配置と取り合図  <下段>
pinCN15CN13 CN10CN8
7 30(P12) 7(P33)
6 31(P13) 6(P32)
5A0(P40) A6/20(P46) 32(P14) 5(P25)[USBH]
4A1(P41) A7/21(P47) 33(P15)[SD]4(P24)
3A2(P42) 52(P07) 34(P16) 3(P23)
2A3(P43) 53(P06)[DA1] 35(P17) 2(P22)[USBH]
1A4(P44) 54(P35)[NMI] V30 1(P20)
0A5(P45) 55(PJ3) GND 0(P21)

ここで、A0~A7はAD入力ピン。その他の0~55の数字はArduinoのIO番号。
()内の番号はRX63NのIOピン名称。
[]内は排他機能の名称。


こういうのがないんだよね。案外。
で、ぼ~っと眺めるとわかってくるのは、まとまってIOがとれるのは
CN11,12の16ビット分くらいかなと。
内蔵のSDとかUSBホストとか、いろいろテストしたいな~とか
おもっていると案外ポートがとりにくかったりするのが、漠然とわかります。

うん、とりあえず、シリアルのテストがおわったら、
XBeeの接続系統のテスト(APIモード)をやって、
USBホストでADKでもやってみようかな、と妄想中(;^ω^) 


そうそう、LANのほうもやらなくっちゃね。




*** 1/28 SDのP15について記述修正(;^ω^) 


2013年1月16日水曜日

新年です & がじぇるね

みなさま、

新年明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします m(_ _)m


って、もう松がとれちゃってますけどね(苦笑

あぁ、すでに一年の1/24が経過してしまいました...
こんな計算してるばあいじゃないですね。

年末くらいから、がじぇるねプロジェクトのGR-SAKURAボードを
つかう機会をえたので、ちょっとあそんでたんですが、
結構いけますね。



内容的には ルネサスのRX63NにUSBコネクタ、LANコネクタと
XBee用のコネクタを付加しただけのボードなんですが
Arduino互換の環境をWebで整えたボードです。

NXPのmbedのように、Webコンパイラなので、開発環境を
ローカルで用意しなくてもフルに機能がつかえるのはうれしいなぁ
というわけ。
CPU自体が十分高速なのと、最初からUSBにもLANにも
ファームレベルで対応してくれているので、本家のArduinoよりも
つかいやすいかもしれないなぁ、というわけ。

僕自身はmbedでやってたので、これでもいいやん、っておもってたんだけど
なによりIO系がよくだされているので、ええかなと。

ただ、肝心のWebコンパイラが、いけてないのが...
とにかく遅い。しかたないのかもしれないけど。
まぁ、この点については、caron999さんがつくってくれた
統合環境をつかうと、問題はほぼ解決しますけど。
本気でやるなら、これが必須ですね。

あとは、Arduino以上のことをやろうとするととたんにRXのマニュアルと
首っ引きになるんだけどArduino互換だけに、なんとなくわかりにくいのを
なんとかすれば、結構いけるんじゃないかな。

とりあえず、手元のXPortProでやってたプロジェクト、こいつにおきかえちゃおうかな。
XPortPro+Linuxってのも魅力だったけど、なんだか制限もおおいからね。
結構めんどくさいんだよね。

とくに難しいことをしてるわけでもないので、とりあえずテスト的にも
やってみたいお年頃です(;^ω^)

2012年12月28日金曜日

万博&年間総括

ああ、今年ももうすぐおわりですねぇ。

万博公園でも、他所のように、プロジェクションマッピングをやっていたので
ちょっと遊びにいってみました。(ここはビームペインティングといってますけど)
チケットはあったんですんなり入れたのですが、周辺道路はもう大渋滞。
あれはいただけませんね。
チケット待ちの人は、万博公園入り口からモノレールの入り口までつづく
これまた大渋滞。
なんじゃそりゃ?って感じ。

それでも、やっぱ大阪やな~とおもうのは、10分間隔で上映していることでしょうか。
作品自体も7分ぐらいあるので、ほぼエンドレス上映です。
映写対象が太陽の塔ということもあって、チケット待ちの状態でもほぼフル閲覧
可能であったにもかかわらず、長蛇の列。

なんでかな?ともおもったんですが、実際会場の中にいくと、音響とのマッチングが
すばらしいので、こりゃもうけたな、と。
映像自体は子供の夢、ってかんじなんですが、とにかくすごいなぁ、と感心しきり。
でも、ぼくの古い携帯ではきちんととれませんねぇ。
やはり光量不足がはっきり。
まぁ、雰囲気だけでもどうぞ、ということで。










閑話休題。

この一年、なんだか、仕事よりもマッチングやら展示会やらでゴソゴソした

いつもとは違う一年だった気がします。
あたらしいことも、いろいろしたはずなんですが、あまり大げさなモノが減った
気がします。
かわりに、いろんな企業を回って、自分の会社の説明をするうちに、

「あ、うちの会社って、こんな会社だったんだ」

と、再認識させられることがおおかったようにおもいます。
最初のころに、コーディネータのひとから、
「自分の会社がどういうところかは、相手の企業さんがおしえてくれるよ」
と言われたことが、今頃になってわかった感じです。

同時に、じっとしていてはダメなんだな、とつくづく考えさせられた一年でした。

というわけで、来年に向けて、ちょっと本腰をいれないとな~とおもっている
今日この頃です。

みなさん、今年も一年、ありがとうございました!!
で、来年もどうぞよろしくお願いします!!!



2012年12月14日金曜日

ARM大阪セミナとPSoC World

ああ、なんだかせわしいなぁ。

クリスマスも近づいてきてるし、帰りにはあちこちでクリスマスのネオンを
ちかちかさせてるし。
え~~っ!もう年末やん!! って、否応なく認識させられてしまう今日この頃(´・ω・`)

ETの資料とか、なかなか開封もできてなかったりするわけだけど、
それでも、12/5に行われたけいはんなの組込み交流サロンのプチ展示会にも
出展してきました。






ちっこいブースだったけど、端っこのいい場所にとってもらえていたので
なかなか盛況だったとおもいます。
それに会話に差し障るほどでっかくなってきた、自走式掃除ロボットの音も
客寄せにはしっかり貢献してましたし f(^^ゞ
講演自体は、それほどおもしろいのがなかったんですが、関係ないところで
睡眠研究のところは、お話好きな先生でおもしろかったです。


閑話休題。

まずは11日に、新大阪で行われた、ARM大阪セミナーに出席してみました。
ざっくりとARMについて、ってのが説明された「だけ」のセミナーで、
とくに目新しいところはなく終わったかんじでしたね。
まぁ、STマイクロのSTM32-F3シリーズが結構おもしろそうだったのと
富士通セミコンダクタの人と話して、.net Micro Framework でいきましょうよ!
というところの話ができてよかったかなと。
「プロトタイピングツールとして、.net Micro Frameworkを用意します」的な
発想だったようなんですが、そこが大きな間違いですよね。
単純にプロトタイピングするだけなら、それこそArduinoで十分。
僕的には mbedでしょうか。
でもね、わざわざ .net MicroFrameworkをいれてまで、「プロトタイピング」をしたいひとなんて
いないんとおもうんだけど。
.net をつかうなら、PCと同時にC#でゴリゴリやりたい!ってわけで。
まぁ、こんなことしたら、KEILとかIARからおこられちゃうのかもしれないけど。
とにかく、そういう風に振ってくれるならおもしろいかなぁ、と思った次第。


閑話休題、その2

Web上でのヴァーチャルセミナーだったのですが、13日朝から、
Cypress PSoC World 2012
が行われていたので、参加していました。
Webセミナーって初めてだったのですが、結構おもしろかったです。

若干、自慢?っておもえるくらいのところが鼻につく、といえばそうなのですが
なかなかおもしろい感じでした。
ただ、展示ブースのほうは、ちゃんとしてほしかったなぁ、ってのが残念。
英語での展開も仕方ない、とはおもうけど、アンケートに韓国語しかでてこない
ところとか、どうしろ?って感じ。
せめて英語なら意味も読めるだろうに。

パネルセッションが、以外とおもしろかったかなぁ。
日本人の人の英語の「あ~う~」ってのが聞きづらかったけど。
PSoC自体、他のマイコンみたいに考えちゃうと、理解しがたい部分がある、
という発言があって、おもわず『そう!そのとおり!』って思った。

そうなんだよね、構成も機能も自分であれこれやってしまうためのモノが
すべてそろってるわけで。

そのへんも含めてうまくたちまわってほしいなぁ、と。









2012年11月26日月曜日

ET2012 その2

先日22日、エル大阪で行われた、
なにわの商い発表会
にいってきました。
理由は、GENETコミュニティの第7回例会だったからで。

で、結構おもしろかったですよ。なかまうちのお祭りみたいで。

隣の、NE2の長尾さん
Arduino互換基板の手付け実装勉強用基板とか
XBeeをつかった、スコアボードとか、出してた。
なんか、すごいね。


Moo softの横山さんとこは
XBeeピン互換のBluetoothユニット+アンドロイド+Arduinoで
ごそごそしてはりました(笑
いや、じっさい、これのWifi版、ほしいかも。
ROBOBA024かな。これ、ほしい。
実際、mbedライブラリもあるし。


ROBOBA024
ROBOBA024
XBee互換のピン配置で
GainSPanのユニットをくっつけたやつ。
それはそれでつかいやすいかもしれず。





長谷川技術開発さんとこは、
ボトルのビンを振ると、色が変化し、加えて、画面上でグラフィックが
応答する、ってデモをやってました。
ああいうのっておもしろいなと。


本当は午後からいきたかったなぁ。
いまさらしかたないけどさ。


閑話休題。

ETに出展したときに用意したパンフとポスターです。

ET2012用 MDRパンフレット
ET2012用 MDRポスター
ワイヤレスコントロール研究会用パンフ

ここまでまとめるのに結構時間を割いたのでとりあえず、自分へのご褒美の意味も兼ねて(笑

パンフは、今年一年、いろんなところに企業マッチングをしたその集大成ではあるんだけど
結局、OEMの悲しさで、ほとんど画像化できないので、さびしい状態ではある。

で、今回は自分が立ち番だったから、あんまりうろうろできなかったんだけど、
おもしろそうなのを何点か。

一つは、NXPLPC800かな。
ARMでありながら、Cortex-M0+を採用してバス周りを簡略化。
んで、最小DIP8からSSOP20までを用意して、もうPIC狙い撃ち(笑
おもろいのは、ここからで、内蔵ユニットと実IOをスイッチマトリクスに接続することで
小ピン構成をうまく生かせる構造になっていること。
LPC800, LPC812, LPC811, LPC810, ブロック図
スイッチ・マトリックス

うまく用途にあえば、かなり流行るのかもしれず。

実際には扱える用途も限られるだろうし、
ROMも16KBしかないので、通信のからむ
複雑な用途にはむかないのかもしれないけれど。
一応、
LPCXpresso LPC812
が発売予定にはなっているので、実際につかってみたい
ところではあるかな。


次。
富士通が結構、人も物もかなり豪勢につっこんできているかんじだったなぁ。
FM3(CortexM3)を一生懸命、うりこんでた。
途中で、拉致されて連れて行かれるくらい(笑
個人的にはFRAMをもっと扱いやすい価格に落としてほしかったり
大容量化してほしかったりするんだが、まぁ、これはしかたないか。
EEPROMとちがって、WPピンをしっかりUP/DOWNしてやらないと
書き込みはおろか読込もできないことは伝えてきたけど、
あんまりマジメにきいてくれてないだろうなぁ。
あと、
『MDKのキットが安いよ~』
っと、しきりに押してきたけどさ、一年限定ライセンスで75000円だっけ?
それって安い?
その価値観がわからんねん。しかも、サンプル作成にしか使えない制限付きって
どういうこと?
NXPやSTマイクロなみに、開発できるようになった考えるけど
当面は、様子見ですな。
まぁ、このあたりはどれくらいマジメに聞いてくれるかを判断する材料には
できるかもしれへんけど。

んで、次。
ルネサスは、RH850とRXとスマートアナログ、ってかんじだったなぁ。
SmartAnalogはいろんなサンプルデモをやってたけど、実際につかうところまで
いくにはすこしかかるかなぁ。
もっとわかりやすい構成にしないと難しい(というよりわかりにくい)かもしれないなぁ。
あれでわかった人がどれくらいいたのか、ってのは疑問だったりする。
たしかにおもしろいんだけど....
早くつかいたいけど、関西にはなかなかつたわってこないね。

そうそう、GR-SAKURAの実物もみた!!
やっぱ想像以上にちいさいわ。
RL78版のArduino互換機もちら~っとお目見えしてた。
ま、それはそれでおもしろいとはおもうけどね。
あと、
CQ出版のSH2A付録付きインターフェース誌と、その解説本をただでくれたんで
もらってきた\(^o^)/
ま、そもそも論としてRAMしかないマイコンなんで、.NET Micorframework用につかってみるのも
一興かなぁとかおもってたりするわけで。

次。
うちのブースのすぐ目の前がベンチャーブースだったんだけど、
CRIミドルウエアさんが出色の出来。
とくに、D-Amp Driver(ダンプドライバー?)かなぁ。
RXマイコンのDAからダイレクトにFETをドライブして、スピーカから結構いい音を
だしてました。

図:D-Amp Driverと従来方式の違い


だそうです。
波形のクリッピング部分をうまく削いでやるとこうなるのだとか。



この左の人が石黒さん。CRIミドルウエアのブースで
ダンプドライバーを宣伝してた人です。
見るからにダンプドライバー(笑

関西人ばっかりのぼくらのブースをモノともせず
完全に、もっていかれました。完敗です\(^o^)/

写真は、15日のETフェスタでの一枚。
すでに、日本酒が入っていい気分でパチリとお願いしたわけ。

で、この人のブログがまた、コアなの。

H68ってアンタってかんじ(笑
これって、日立がモトローラのセカンドソーサだったころの
石じゃないの?よーしらんけど。
でも、微妙にくすぐられるのはなぜ??